京都 一条妖怪ストリート
京都一条妖怪ストリート(大将軍商店街)です。
北野天満宮近く、中立売通から西大路通りまでの一条通に、一条妖怪ストリート(大将軍商店街)があります。
使用したカメラとレンズは、これです!
カメラ:Canon EOS 6D Mark Ⅱ
レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM
ここが東の妖怪ストリート入り口です。
妖怪ストリートの由来
むかし、むかしの平安時代・・・煤払い(大掃除)の後で、都中の古道具が捨てられました。捨てられた古道具たちは集まって話し合いをします。
「我々は長年ご奉公してきたというのに、感謝されないだけでなく、道端に捨てられ何と恨めしいことよ。こうなったら妖怪に変化して人間たちに仕返しをしてやろう」
そして節分の夜、百年以上生きた古道具たちはたちまち大変身。この妖怪に変化した古道具を「付喪神(つくもがみ)」と呼びます。付喪神たちは自由気ままに振る舞い、妖怪として生まれ変われたことに感謝しました。
そしてある時、自分たちを妖怪にしてくられた変化の神を「変化大明神」と名付け、感謝を捧げるため祭礼行列を行い、一条通を西から東へと大行進します。
これを「百鬼夜行」といいます。大将軍商店街を通る一条通は、いにしえの昔から妖怪たちが行列した百鬼夜行の通り道なのです。
店先に妖怪のオブジェがある商店が並んでいます。
車のオブジェも!
ふとん店の前のオブジェも妖怪でしょうか?!
妖怪てぬぐい・雑貨・アクセサリーなどの、アヤシイモノ専門店だそうです。
2階にも、アヤシイモノが!!
さらに西に進むと、平安建都の際に都城の方除け厄除けの守護神として造営された大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)があります。
妖怪にちなんだイベントとして、毎年夏に行われる大将軍商店街最大の行事「一条百鬼夜行」や、秋には妖怪フリーマーケット「モノノケ市」などを開催されています。
場所は、ここです!
<アクセス>
京福電車北野白梅町駅から南東へ約400メートル
市バス北野白梅町から東へ約200メートル
市バス北野天満宮から南西へ約250メートル
京都駅から:市バス26・50・101・205号に乗車 北野白梅町にて下車
大将軍商店街を通る一条通は、いにしえの昔から妖怪たちが行列した百鬼夜行の通り道だったそうです。
京都には、不思議な名前の地名が多くあるので、また散策したいと思います。